数回に分けてご紹介してきた中之条ビエンナーレですが今回で最終回です…!
酒造で楽しむアート
中之条伊勢町エリアは中之条駅から歩いて回れるエリアなので、お車でお越しできない方も気軽に回ることができます。
エリアの中でも作品が集中している「旧廣盛酒造」に行ってきました。酒造を行っていた建物なので、貯蔵タンクなどがそのまま残っています。
1階は全体的に暗い照明のなか作品展示がされていました。
2階には光が差し込んでいて、1階とは違う雰囲気です。
この部屋は真っ暗で天井が低く、暑いです!
暗闇のなか黄色く座禅を組んだ仏像のようなものが光っています。何やら部屋中に甘い匂いが充満しています。
キャプションを見ると、この仏像のようなものは飴でできているそうです!よく見ると部屋の暑さで溶けて形が崩れているものもあります。視覚だけでなく五感も楽しめる作品ですね。
建物を出て、裏手にも展示室があります。蔵のような場所だったのでしょうか。天井がとても高いです。
高い天井からみつあみのようなものが垂れ下がり、床には割れたガラスがきれいに丸く配置されています。かわいらしくも不思議な空間です。
7回に渡りご紹介してきた「中之条ビエンナーレ2017」いかがでしたか?
たくさんの作品を紹介しましたが、回っていないエリアもあり、この他にも様々な作品が展示されています。
芸術の秋に、自然とアートが一緒に楽しめる中之条ビエンナーレに出かけてみてはいかがでしょうか?
中之条ビエンナーレ2017
【展示会場】群馬県中之条町 町内各所
【展示期間】2017年9月9日(土)-10月9日(月祝)の31日間 9:30-17:00 無休
【パスポート】当日1000円(前売り800円)/ 高校生以下 鑑賞無料(ガイドブック別売 1000円、パスポートケース400円)
【イベント内容】温泉街や木造校舎など町内各所で絵画、彫刻、写真、インスタレーション等の展示、ほかワークショップやパフォーマンスを開催