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伊香保の石段街を満喫しよう!

伊香保の石段街を満喫しよう!

伊香保についたら、まずは石段の頂上を目指しましょう。最初は幅があり、上りやすい石段も途中で疲れてしまうこともありますが、そんな時はぜひ一息ついて周りを見渡してみましょう。伊香保の石段の途中には、訪れる人を楽しませてくれる場所がたくさん用意してあります。

与謝野晶子の詩『伊香保の街』

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石段の途中には女流歌人・与謝野晶子氏の「伊香保の街」という詩が刻まれています。数多くの詩人や墨客(書画をする人)が訪れたといわれています。その中の一人、与謝野晶子さんが、当時の伊香保の様子を詩にしております。

「伊香保の街」
榛名山の一角に、段また段を成して、
羅馬時代(ローマ時代)の野外劇場の如く(ごとく)、
斜めに刻み附けられた 桟敷形(さじきがた)の伊香保の街、
屋根の上に屋根、部屋の上に部屋、
すべてが温泉宿である、そして榛(はり:ハンノキ)の若葉の光が
街を縦に貫く本道は 雑多の店に縁どられて、
長い長い石の階段を作り、伊香保神社の前にまで、
Hの字を無数に積み上げて、
殊更に建築家と繪師(絵師)とを喜ばせる。
(引用:与謝野晶子|伊香保の詩|)

 

十二支のプレート

江戸時代の伊香保には石段街の左右に「大屋」と呼ばれる12軒の温泉宿があり、1764年(徳川家重の代)には、それぞれの大屋に十二支を名付け、年番制で名主を務めていました。そのため現在の石段街には、各大屋の屋敷跡に、十二支プレートが埋め込まれています。自身の干支と一緒に記念撮影もおすすめです。

絶景を望むロープウェイ

石段街から徒歩5分ほどの場所にある「まちの駅ふるさと交流館」4階から、標高955メートル先の「見晴駅」までロープウェイが出ています。乗車時間は約4分間で、晴れて入る日には空中散歩しているような絶景を楽しむことができます。紅葉の季節にも、目下に紅葉が広がり、四季折々の風景を楽しませてくれます。

石段の頂上、伊香保神社へお参り

そして365段の石段を、一歩一歩のぼっていくと、そこには伊香保神社が見えてきます。頂上に鎮座している伊香保神社のご祭神、大己貴命は多くの子をもうけた神様で、子宝の神とも言われています。

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写真提供:ググっとぐんま写真館(https://gunma-dc.net/

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