観光情報をはじめ、グルメ・季節の情報など群馬の魅力を発信

おでかけ

【ぐんまの古墳】伊勢塚古墳

群馬県は古墳大国であることをご存知ですか?

群馬県内には1万3249基もの古墳があり、太田市飯塚町から出土した「武装男子立像」は唯一の国宝埴輪です。

 

小さくても人気の古墳

今回ご紹介するのは藤岡市の田畑の中にひっそりとたたずむ「伊勢塚古墳」です。
藤岡市の白石古墳群のなかの一基、群馬の古墳好きには人気の古墳です!
FM群馬でもパーソナリティの方が、県外の友人を連れていく場所として紹介していました。

古墳は常に解放されており、中の石室に入ることができます。入口の通路をくぐりぬけると、立てる程の天井の高さになります。入口はかなり低いので頭上にお気を付けください。

模様積み石室

石室は模様積石室と呼ばれ、平たい石で埋め尽くされており、独特の表情を見せています。薄暗くじっとりとした石室内は石積みの表情とあいまって、不思議な雰囲気を体験することができます。

※虫がひそんでいるのでご注意ください。

 

伊勢塚古墳

所在地 藤岡市上落合字岡318番地ほか
所有地 藤岡市

本墳は当初、円墳と考えられていたが、昭和62年度の範囲確認調査により直径27.2メートル、高さ6メートルの二段に築かれた不当八角形墳と考えられる。
内部構造は羨道、玄室からなる両袖型横穴式石室で、大きさは8.9メートルである。
石室の石積みに特徴がある。玄室は流麗な曲線を描く調張りプランで、模様積み(珪岩質の転石を中心に方岩製の棒状の石を配する)
と称される独特な石積み技法で、ドーム状の構造になっている。
また、疑似楣も架設されている。出土遺物に須恵器、埴輪などがある。
六世紀後半に造られたものと考えられる。
平成6年12月15日
群馬県教育委員会
藤岡市教育委員会

引用:現地看板

RELATED

PAGE TOP